かがみ歯科医院
高輪台駅1分
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皆様、こんにちは!
歯科衛生士の市川です
前回は「唾液を出して歯も守る一石二鳥なガムの噛み方」をお伝えし、その中でキシリトールについて少しだけ触れました。
今回は『キシリトール』について深掘りした内容をお伝えしたいと思います。
ですが、キシリトールを深掘りしてお伝えするとなると…
きっと長く、いや、間違いなく長くなります…
私の話はいつも長い…
なので、今回を含め4回に分けてお伝え出来ればと考えております。
まずは今回
『キシリトールのムシ歯予防効果① キシリトールとは何か?』
お話させて頂きます。
キシリトールは、果物や野菜などに少量含まれる天然の糖アルコールで、通常の食事から摂れる量はごくわずかです。
皆様が「キシリトール」として目や耳にする物の多くは、ガム、タブレット(錠菓)、アメ、チョコレートなどの色々な商品だと思います。
これらの商品のキシリトールは、糖アルコールの1種で主に白樺の幹やトウモロコシの芯を原料として作られた、安全性の高い天然素材の甘味料です。
キシリトールの特徴は、砂糖と同程度の甘みがありますが、バイ菌による分解で酸は一切産生されません。
更に、ムシ歯の原因菌となるミュータンス菌に対し抑制効果が非常に高いです。
キシリトールがなぜムシ歯予防に効果があるのかといいますと、ムシ歯の原因となる酸を作り出さないからです。
砂糖を栄養分としているムシ歯の原因菌であるミュータンス菌は、キシリトールを食べても栄養にならないので徐々に弱り、ムシ歯になりにくいお口の中に変化していきます。
ムシ歯の原因菌であるミュータンス菌は、砂糖によく似た糖アルコールを「えさだ!」と思って取り込んでも、実際はエネルギーにならず、食べても食べてもお腹が空いて力が出ないため、やがて弱っていく…
このシステムを専門的には 「キシリトールの代謝阻害作用」、 「エネルギー浪費効果」 、「無益回路」といいます。
これは、ムシ歯の原因菌であるミュータンス菌が、取り込んだキシリトールを代謝できず、その結果、 菌のエネルギーが無駄に消耗され、菌の活動力が落ち、酸を産生する能力が低下し、菌の増殖ができずに次第に弱っていくというシステムです。
キシリトールは単なる砂糖の代わりではなく、ムシ歯の原因菌であるミュータンス菌そのものを弱らせることができ、このような働きは他の甘味料には見られないキシリトールだけの効果です。
キシリトールは甘いのにムシ歯にならない、むしろムシ歯リスクを下げる方向に力が働く、というまるで魔法のような作用を持つ稀有な甘味料なのです。
キシリトールは、ムシ歯の原因菌であるミュータンス菌をだます天才ともいえます。
また、キシリトールは糖アルコールの中でも甘みが強いため、お口の中に入ると味覚が刺激され唾液の分泌が促進されます。
唾液の分泌が促進されてもムシ歯菌が減るわけではありませんが、唾液にはカルシウムやリンが含まれており、バイ菌により溶け出した歯の成分を修復する再石灰化という働きによって、再石灰化が十分に行われることでムシ歯の進行を防ぐことができます。
このように、キシリトールには科学的に裏付けられた効果があり、正しく取り入れて、更に摂り続ける事で、お子様から大人までムシ歯予防に非常に効果的です!
ですが、上記のようにキシリトールのムシ歯予防効果を最大限に引き出す為には、製品の選び方・摂取量・タイミングがとても重要になります!!
キシリトールを食べている方、正しく出来ているでしょうか?
次回から
キシリトールのムシ歯予防効果② キシリトール製品の選び方
キシリトールのムシ歯予防効果③ キシリトールの摂取量
キシリトールのムシ歯予防効果④ キシリトール摂取のタイミング
3回に分けてお伝えしたいと思います!
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