バイオフィルム対策に効く!歯磨き剤成分の選び方

皆様、こんにちは!

歯科衛生士の市川です

前回まで、バイオフィルム、バイオフィルムに対して効果的な歯磨き剤、をお伝えしました。

今回は、患者様からご質問を頂く事も多い「歯磨き剤の成分」について書こうと思います。

歯磨き剤の成分「CPC」「IPMP」、テレビのCMで耳にしたり、商品に書かれているのを目にした方も多いと思います。

どんな成分なのか、どんな効果があるのか、歯磨き剤選びの参考にしたいと思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

それぞれの成分にどのような効果があるのか説明させて頂きます。

■ CPC(塩化セチルピリジウム)

お口の中の浮遊しているバイ菌に効果があり、バイオフィルムの表層のバイ菌に対して殺菌する効果があります。

しかし、バイオフィルムの中までは入り込むことができません。

■ IPMP(イソプロピルメチルフェノール)

広範囲のバイ菌に対する殺菌効果が高く、バイオフィルム内部への浸透性に優れている為、バイオフィルムの中のバイ菌へ浸透殺菌する効果があります。

がみ歯科でお勧めの歯磨き剤も、CPCとIPMPのW処方です。

皆様が歯磨き剤を選ぶ時のポイントは何でしょうか?

値段、パッケージ、味、成分…さまざまだとは思いますが、成分の特徴も参考にしてみて下さい。

今回のテーマが皆様の歯磨き剤選びのお手伝いになれたならば嬉しいです。

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